昇平てくてく日記2
小学校高学年編
新年度の体制
今日から新学期が始まった。
昇平の所属級は情緒障害児学級「ゆめがおか2」だから、変化はない。でも、彼は5年生になった。そして、協力学級がクラス替えになった。今度は5−2だ。
5−2の担任は、昨年度ゆめがおかに通級に来ていたHくんの担任だった先生だ。弓子先生と同様、なにかあるとフットワーク軽くゆめがおかまで来て、ドウ子先生と相談されていた。Hくんのお母さんも絶賛していた担任だけに、これはこれは……と嬉しくなった。
定年退職されたE先生の後に、ゆめがおか1に来られたのは、数年前、ゆめがおかの担任をされたことがある、原先生とおっしゃる女の先生。地区の養護学校の現役・OBの集いで顔を合わせたことがあるので、昇平のこともご存じだった。いや、実は私も顔を合わせているのだけれど、例によって私は顔を覚えるのが苦手だから……すみません、これから覚えます。(汗)
障害児学級担任の経験が長い上に、とても熱心な先生だとうかがっているので、これまた本当に心強いことこの上ない。
そして、ゆめがおか2には、新しいお友だちが増えた。
昨年の学習発表会の練習風景でちらっと登場したL子ちゃんは、昇平と同じ5年生。普通学級からの転入だ。
それから、別の小学校から転校してきた2年生のIくん。
Cくんが卒業し、隣のクラスのGくんが転校していって、ゆめがおかは2クラス合わせても3名だけになるところだったのだけれど、新しいお友だちが来たおかげで、またメンバーが増えた。そうそう、今まで通級だったF子ちゃんも、正式にゆめがおかの仲間入りをした。
というわけで、今年度、ゆめがおかは1組が3年生のEくん、2組が6年生のDくんとF子ちゃん、5年生の昇平とL子ちゃん、2年生のIくんという、総勢6名の編成になった。
そこに、原先生とドウ子先生と、介助の西尾先生も続投。ベテラン揃いの顔ぶれだけに、新しいお友だちが増えてもきっと大丈夫だろう。
もちろん、いくらベテラン揃いだと言っても、子どもたちがクラスに慣れ、お互いに慣れるまでには時間がかかるし、そこまでの道のりには大小のトラブルも起きるかもしれない。
でも、その子どもたちのすぐそばに、熱意ある先生方が揃っている。
それがわかったから、私は、安心して1年を過ごせるような気がしている。
さて、新編成のゆめがおか。今年はどんな素敵な風景が見られるだろう?
今からとっても楽しみだ。
[06/04/06(木) 24:41] 学校 発達障害