昇平てくてく日記2
小学校高学年編
夏休みの日記・13
8月12日(土) 雷雨/晴れ
プールも休みになって、遊び相手がなくて退屈な昇平。Cくんの家へ電話したものの、話が通じないというので、直接Cくんの家へ行って、Cくんと弟君を遊びにさそって連れて帰ってきた。
見ていると、この子たちは3人揃ってちょうどバランスが取れた遊びができている気がする。静かな遊びが好きなCくんと、賑やかに誰かと遊ぶのが好きな弟君と、ちょうどその中間の昇平。2人ずつのグループを組み替えながら遊んだり、3人で一緒にゲームを始めたり。
ところが、そのうちに空が暗くなって、突然の雷雨。雷が苦手な弟君が家の人に電話して迎えに来てもらい、1時間足らずで「さようなら」になってしまった。遊び足りない昇平は、しばらくブーたれていた。
午後からは、近くのコンビニと堤防までサイクリング。ぐるっと3キロくらいの道のりを走るのだけれど、昇平の走りが超スローなので、その後ろを走るのはけっこう疲れる。直線の上をバランスとりながらゆっくり走る自転車競技をしているような気分になる。帰宅したら、足が筋肉痛でこわばっていた。
【今日のお手伝い】
布団敷き
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8月13日(日) 晴れ
私は朝から調子が良くなかったが、盆の大掃除 → 中掃除 →いつもの掃除をしているうちに貧血気味になって、珍しく昼寝してしまった。朝から急に蒸し暑くなったから、夏バテを起こしたのかもしれない。寝て起きたら、だいぶすっきりした。
その間、昇平は父と一緒にプールへ。お盆で帰省客は増えているはずなのだけれど、市営プールは空いていたという。今は親戚の子たちとプールへ行く、なんてことは、あまりやらないのかなぁ。公式競技にも使える立派なプールがあるんだけどなぁ。流れるプールとかウォータースライダーとか、これぞという設備がないと人気が出ないのかな? どちらにしても、宝の持ち腐れという感じで、惜しい気はする。ただ、静かな場所の方が好きな昇平や旦那にはむしろ好都合なのだけれど。(笑)
夕方からお墓参りへ。実際に墓を見せながら、そこに眠っているご先祖様の話をすると、「ずっと昔はどうだったの? 原始時代は?」と昇平。原始時代にもご先祖様はいたよ、と教えると、「もっと大昔は?」 アメーバの時代にもご先祖様はいたよ、と答えると、「じゃ、最初はみんな一匹のアメーバだったの!?」と驚く昇平。
うーん。6歳上の兄ちゃんとも、ずいぶんお墓参りはしたし、同じような話題も振った覚えはあるんだけど、兄ちゃんはこんなふうに先祖の先祖まで想像をめぐらす、ってことはしなかったなぁ。「ご先祖様のお墓だよ」「ふーん」でおしまいだったような覚えが……。
盆や彼岸は自分の祖先というものを考える絶好の機会です、なんて、よく学校便りに書かれてきたりしていたけれど、そういう意味でお盆らしいお盆を過ごしているのは、昇平の方かもしれないなぁ。
【今日のお手伝い】
布団敷き
[06/08/14(月) 11:21] 日常 発達障害